

- つみたてNISA(積立NISA)って何?
- メリットやデメリットは?
- おすすめ商品も教えて!
このような疑問に応えます。
つみたてNISA(積立NISA)という言葉を最近よく耳にしますが、具体的にどんなものなのか分かりませんよね。
そこでこの記事では、つみたてNISA(積立NISA)のメリット・デメリットに加え、初心者におすすめな商品を紹介します。
本記事を参考にすると、つみたてNISAについて詳しく理解でき、おすすめ商品も知ることが可能です。
- つみたてNISA(積立NISA)とは?
- つみたてNISA(積立NISA)2つのデメリット
- つみたてNISA(積立NISA)5つのメリット
- つみたてNISA(積立NISA)はこんな人におすすめ
- つみたてNISA(積立NISA)を始めるには
- つみたてNISA(積立NISA)のおすすめ商品
つみたてNISA(積立NISA)とは?

対象銘柄数 | 193本 |
年間投資限度額 | 40万円まで |
運用可能期間 | 最長20年まで |
資金の引き出し | いつでも可能 |
自動積立 | 可能 |
運用益 | 非課税 |
※2020年12月時点
つみたてNISA(積立NISA)とは、2018年1月から始まった「少額投資非課税制度」のこと。
最近では、少額から投資を始められるという特徴から、多くの人がつみたてNISAを始めました。
日本に住む20歳以上の人なら、誰でも利用することができます。
いくらから始められるの?

少額から始められると言っても、ある程度まとまったお金が必要なんでしょう?
つみたてNISAを始められる金額は、利用する証券会社によって変わります。
SBI証券 なら、100円からつみたてNISAを始めることが可能です。
しかも、指定した日に自動で積み立ててくれるのでとても楽ですよ。
FIRE(早期リタイア)にむけて、たんたんと毎月20万円分投資を行っています
— ヒラノ🔥いつかFIRE(セミリタイア) (@hirano_mugi) July 8, 2020
つみたてNISA 33,333円
iDeCo 23,000円
投資信託 144,000円
合計 20万円
SBI証券の自動引き落としなので、給料日直後に引き落とし。
めちゃ楽なので、普通に苦もなく続きますね
この機会にぜひお試しください。
つみたてNISA(積立NISA)2つのデメリット

つみたてNISA(積立NISA)にはもちろんデメリットもあるので、ちゃんと理解しておきましょう。
- 元本割れする可能性がある
- 非課税枠の余りを翌年に繰り越せない
順番に詳しく紹介します。
元本割れする可能性がある
つみたてNISA(積立NISA)で投資できる商品は、投資信託かETF(上場投資信託)のみ。
これらの商品は株価が常に変動するので、運用している最中に元本割れする可能性があります。
つまり、商品を売ったときの値段が買ったときより安くなってしまい、損をするかもしれないということ。
つみたてNISAの大きなメリットは最長20年間の長期積立や運用益の非課税などですが投資できる商品数や元本割れなどで多少のデメリットが生じる場合もあるのであらかじめ内容を確認しておくことが大切ですよ😉
— FPあおい@お金のYouTuber💰 (@FP_aoichan) February 10, 2021
しかし、月々決まった金額を投資する方法(ドルコスト平均法)で、このリスクを軽減することが可能です。
ちなみに、株価暴落による元本割れの可能性があるデメリットは、つみたてNISAに限らず全ての株式投資に当てはまります。
下記記事では、株価が大きく変動した場合の対応方法を詳しく紹介しているので参考にどうぞ↓
非課税枠の余りを翌年に繰り越せない
つみたてNISA(積立NISA)では、年間40万円まで投資することが可能です。
しかし、今年の余った非課税枠を翌年に繰り越すことができません。
例えば、今年は30万円投資できたけど、非課税枠が10万円余ってしまった場合、次の年は余りを繰り越して非課税枠50万円ということは無理。
つまり、できるだけ年間40万円に近い金額を投資したほうがお得ということになります。
つみたてNISAは年間40万円までなので、毎月33,333円の積立なら4円余る。毎月1万円ずつ投資なら28万円分も非課税枠を余らせます。
— Gaz(ガズ)@資産運用YouTuber × ブロガー (@gazooblog) December 4, 2019
余った非課税枠は翌年に繰り越せないので、投資資金に余力がある場合は年内残りの積立期間で買い増すのもおすすめ。
ただし、銘柄選定と買付時期は熟考すること!! https://t.co/4KcHJOd1tp
つみたてNISA(積立NISA)5つのメリット

つみたてNISA(積立NISA)は、投資初心者が始めるのに最適なメリットがたくさんあります。
- 年間40万円まで非課税
- 長期的に投資できる
- 少額投資なので安心
- 投資銘柄は金融庁が認めた銘柄のみ
- いつでも現金化できる
順番に詳しく紹介しますね。
年間40万円まで非課税
つみたてNISA(積立NISA)では、年間40万円までの投資で得た利益は税金を請求されません。
つみたてNISAの含み益35万円も…
— tama✐浪費オタク女の投資 (@tamatamani1) March 11, 2021
40万円なったらつみたてNISA枠1年分やなぁ…
インデックス投資凄いなぁ、そして非課税制度…
日本では投資で得られた利益に対して、通常約20%の税金がかかります。
例えば、投資で10万円の利益を得られたとすると、この10万円から約20%の税金が引かれるので、税金額は約2万円。
そして利益からこの税金を引くと、実際に手に入る利益は約8万円ということになります。

税金高すぎ!
その点、つみたてNISAを利用すれば、この税金を支払わなくて済むのです。
長期的に投資できる
つみたてNISA(積立NISA)の運用期間は20年間。
その間の運用利益は、全て非課税の対象になります。
20世紀最大の物理学者とも言われるアインシュタインが、「人類最大の発明」「宇宙でもっとも偉大な力」と呼んだものは「複利」だそうです。
投資で確実に利益を得るには、複利の力が必要。
複利は時間の経過によって、リターンがどんどん大きくなります。
つまり、つみたてNISAで長期的な運用をすることで、圧倒的な「複利」の恩恵が得られるのです。
3年程毎月コツコツつみたてNISAで運用しています。(20代に始めた投資信託分はお金欲しさに1年程で売却してしまいました😅)
— トム (@aimforplusalpha) March 7, 2021
やっぱり複利って凄い。今は調子がいいですが、これから何度も暴落するかも知れません。焦らず気長に続けたいと思います。#つみたてNISA pic.twitter.com/mQyBVjhVx5
少額投資なので安心
つみたてNISA(積立NISA)で投資できる金額は、年間40万円まで。
つまり、月に最高でも33,333円までしか投資できないということ。
ただ、無理に33,333円を投資する必要はなく、月々1万円からでも十分始められます。
一般的に「投資」と聞くと、お金持ちがやるものだとイメージしますよね。
ですが、つみたてNISAなら少額から投資できるので、投資初心者の人にはぴったりです。
月3000円から投資を始めよう。という本をよく読む。確かに、ぼくも、つみたてNISAやiDeCoをやって、利子?が約1割くらいついてるけど。少額から投資するのは、長い目で見ると、大きな、お金になるから、いいのかもしれない
— 南ちゃん。のんびり、ゆっくりマイペース (@minamityan515) March 8, 2021
少額の積立投資では爆発的にお金が増えることはありませんが、無理のない金額で投資を実践しながら学ぶことが可能。
余裕が出てきたら投資金額を増やせばいいし、余裕がないなら投資金額を減らせばいいだけですよ。
投資するお金がない人は、まず資金作りから始めてみましょう。
投資銘柄は金融庁が認めた銘柄のみ
つみたてNISA(積立NISA)で投資できる銘柄は、金融庁の厳しい条件をクリアした銘柄のみ。
つまり、つみたてNISAは長期的に安定して利益の得られそうな銘柄の中から選べるということです。
” #つみたてNISA ”とは❓
— 俊也 (@Fp_Tokyo17) February 17, 2021
毎月口座から自分で定めた額が引き落とされ、あらかじめ選んでおいた金融商品を自動的に買い付ける積立投資です😁
年間の上限額は決まっていますが、非課税で運用できるので、かなりお得な制度です。
投資対象も金融庁のお墨付きのみなので、安心です👏
日本には、約6,000本の投資信託があります。
この約6,000本の中には、手数料が詐欺レベルの投資信託なども含まれているのが現実。
ぼったくり銘柄を含む約6,000本の中から、投資初心者が自分にあった銘柄を選ぶのは、とても現実的ではありませんよね。
その点、つみたてNISAの対象銘柄数は2020年12月時点で193本。
しかも、つみたてNISAの銘柄は全て金融庁のお墨付きなので、投資初心者でも安心して銘柄を選べますよ。
いつでも現金化できる
つみたてNISA(積立NISA)と似たような制度で、「確定拠出年金」というものがあります。
つみたてNISAと確定拠出年金の圧倒的な違いは、資産を引き出せる時期です。
制度名 | 運用資産の途中引き出し |
確定拠出年金 | 原則60歳まで不可能 |
つみたてNISA | いつでも可能 |
確定拠出年金は、原則60歳まで運用資産を引き出すことができません(名前のとおり年金だから)
その点、つみたてNISAは運用資産を好きなときに引き出すことが可能。
つまり、つみたてNISAで投資をしていく中で「収入が減った」「教育費や住居費が不足した」などのときに、つみたてNISAの運用資産を切り崩して現金化することができるということ。
このとき、保有商品が値上がりしていた場合、利益を得ることもできますよ(もちろん非課税)
【つみたてNISAのメリット】
— 白乃衣 奏音(しらのい かのん) (@kanon_shiranoi) January 23, 2021
・運用益が非課税(普通20%かかる)
・何かあればいつでも引き出せる
・長期で考えてマイナスになることは極めて少ない
もちろん日々+−があるので、一喜一憂せず放置できる方が向いてます。参考までに私のを貼っておきます。何もせずに9万増えるのはかなり有難いです。 pic.twitter.com/aO37LugpJg
つみたてNISA(積立NISA)はこんな人におすすめ

つみたてNISA(積立NISA)は、以下のような人におすすめ。
- これから投資を始めようと考えている人
- 投資に時間をかけたくない人
- まとまった資金がない人
つみたてNISA(積立NISA)は、投資初心者が最初にやる投資方法としては最適な方法です。
私も投資の世界に踏み込んだ最初の一歩が、つみたてNISAでした。
参考までに私の投資運用実績を公開した記事リンクを貼っておきます↓
つみたてNISA(積立NISA)を始めるには

つみたてNISA(積立NISA)のメリット・デメリットを理解したら、実際につみたてNISAを始めてみましょう。
「少額」「長期」「積立」「分散投資」などが特徴のつみたてNISAは、初心者の人でも始めやすい投資方法だと言えます。

自分もつみたてNISAをやってみたいな
でもどうやって始めるの?
そんな人のために、つみたてNISAを始める方法も紹介します。
つみたてNISAを始めるのに必要なもの
つみたてNISAを始めるのに必要なものは、以下のとおり。
- つみたてNISA専用口座
- マイナンバー
- 運転免許証やパスポートなどの本人確認書類
これらが必要となります。
ちなみに、マイナンバーと本人確認書類は、つみたてNISAの口座を作るのに必要です。
つみたてNISAの専用口座を作るときの注意
つみたてNISAを始めるには、専用の口座が必要。

いつも貯金してる銀行の口座で、つみたてNISAの口座を作れば良いのかな?

銀行や保険会社で口座を作ってはいけません!
銀行や保険会社で口座を作ることも可能ですが、投資の手続きで毎回たくさんの人を間に通すこととなります。
銀行や保険会社で口座を作った場合
- 投資するときに営業マンや窓口担当などの人件費が毎回乗っかり、手数料が高額になる
- 素人だと判断されると高額な銘柄を売りつけてくる
つみたてNISAの口座を作るなら、ネット証券で作りましょう。

ネット証券なら、余計な手数料を取られることがありません!
おすすめネット証券はこちら
つみたてNISAの口座は銀行や保険会社ではなく、手数料の安いネット証券で作りましょう。

どのネット証券を使えば良いの?
ネット証券にも種類が色々あるので、初心者には選ぶのが難しいかもしれません。
迷っている人は、私も利用している SBI証券 をおすすめします。
- ネット証券口座開設数No.1
- Tポイントを投資に使える
- 痒いところに手が届く機能が満載
ただ、初心者にとってSBI証券の画面は分かり難いという声も。
SBI証券は提供しているサービスが充実していて、画面に情報がたくさん載っています。
しかし、初心者の人には逆にどこを見れば良いのか分かり難いと感じる人もいるようです。
SBI証券のサービスを使いこなすには、時間がかかるかもしれません。
ですが、痒いところに手が届く便利な機能もたくさんあるので、今後本格的に投資をするならおすすめですよ。
なにより国内最大級のネット証券で、口座開設数No.1の実績もあるので、SBI証券で口座を開設して間違いは無いでしょう。

もちろん口座は無料で開設できます!
つみたてNISA(積立NISA)のおすすめ商品


つみたてNISAでは、どの商品を選べば良いの?
約6,000本もある商品を、金融庁が厳選して優良銘柄だけに減らしても、まだ100本以上の商品は残ります。
どの商品も優良銘柄とは言え、やはり初心者が選ぶのは難しいですよね。
どうしても選べない人は、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)を選べば間違いありませんよ。
私はつみたてNISAで、この商品だけを購入しています。
下記記事では、なぜeMAXIS Slim米国株式(S&P500)がおすすめなのか、画像付きで詳しく紹介しています↓
まとめ:つみたてNISAのメリット・デメリットは?おすすめ商品も含めて紹介
- つみたてNISAは長期的に少額投資を積み立てて利益を得る投資方法
- 年間40万円まで非課税
- 商品は金融庁のお墨付き
- いつでも引き出せる
- デメリットもあるので注意
- 口座の開設はネット証券
なぜ私がつみたてNISAを始めたかというと、「老後2,000万円問題」が主な理由です。
恐らくこの問題で多くの人が、老後に不安を抱いたのではないでしょうか?
老後の資金は年金を期待せず自分で貯める。
そう決意して、私はつみたてNISAを始めました。
実は、投資に対して全く不安が無いとは言い切れないのが本心。
ただ、未来がどうなるかなんて、誰にも分からないことですよね。
今の時代、リスクを取らないとお金を増やすことは難しいと私は考えています。
リスクを恐れて貯金だけしていても、中々お金は増えません(貯金もある意味、銀行に集中投資してると言える)
皆さんもこの機会に「つみたてNISA」から投資を始めてみてはいかがでしょうか?

一緒に投資を勉強していきましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!よしなに!