

- 貯金と投資の割合ってどれくらい?
- 年齢で違うの?
このような疑問に応えます。
貯金と投資の割合は、投資を始める前に必ず決めておくべき重要なこと。
そこでこの記事では、貯金と投資の最適な割合を年代別に紹介します。
本記事を参考にすると、貯金と投資の割合が詳しく理解でき、上手に資産運用することが可能です。
- 貯金と投資の最適な割合
- 投資を始める前に
- 投資で失敗しない為に知るべきこと
- 初心者におすすめな投資方法
貯金と投資の最適な割合

結論から言うと、貯金と投資の最適な割合は人それぞれ違います。
理由は、収入や家族構成などが違うから。
これから紹介する割合は参考程度に受け止めて、自分で細かく調整してください。
年代 | 貯金 | 投資 |
20代 | 20% | 80% |
30代 | 30% | 70% |
40代 | 40% | 60% |
50代 | 40% | 60% |
60代 | 70% | 30% |
70代 | 90% | 10% |
投資は若い世代から始めていると、将来的に大きな利益を得られる可能性が高くなります。
従って、20代の頃は収入のほとんどを投資に回したほうが良いと言えるでしょう。
年代が上がるにつれて家族ができ、色々な保険やマイホームの購入を検討する人もいると思います。
そのような場合は、投資の比率を減らして貯金の比率を上げましょう。
そして定年後は投資の割合を減らし、少しずつ現金化して切り崩して生活するのが理想的。
基本的な考え方は、「若い世代=投資比率を高く、年齢を重ねるごとに=貯金比率を高く」することです。
30代で貯蓄がゼロの世帯の割合は6世帯に1つ
— たぬきち🦁 (@tanukichi_okane) February 21, 2021
貯金があっても投資しない人が大半
焦る必要はない コツコツ愚直に
投資を始める前にお金を用途別に分ける

貯金と投資の最適な割合を紹介しましたが、ここでいきなり投資を始めると、後に自分自身を苦しめてしまう可能性があるので注意。
あとで後悔しない為、投資を始める前にまずはお金を用途別に分けましょう。
理由は、用途別に分けることにより、いくらまで投資に回せるかが把握しやすくなるから。
それでは、お金を以下の3種類に分けてみましょう。
- 生活費
- 将来的に必要なお金
- 余裕資金
順番に詳しく紹介します。
生活費
まずは、食費・家賃・光熱費などの生活費を分けましょう。
生活費は毎月必ず支払うお金。
必ず確保しておくようにしてください。
将来的に必要なお金
次は、結婚式・子供の教育費・マイホームやマイカーの購入などの、将来使う予定のお金です。
このような遠い未来に使う予定のお金も、絶対投資に回してはいけません。
特に、マイホームを購入する為に貯めたお金を、投資に使って失敗した話はよく聞きますよね。
ちなみに、家族・家・車・結婚は「人生の4大コスト」と呼ばれていて、これらをカットすると1.7億円も節約することが可能になります。
節約した分を投資に回せば、かなりの利益が得られるかもしれませんね。
この件については、下記記事で詳しく紹介しています↓
余裕資金
余裕資金とは、生活費・将来的に使うお金を除いた資金のこと。
簡単に言うと、使う予定がないお金のことですね。
この余裕資金を投資に回すのが、一般的な考え方です。
親にこうゆう投資どう?って聞いたら投資はあくまでも余剰資金でやるものであって、身の丈に合わない投資は投機ですって言われたw
— かける (@bqKGhAhXykLyEnl) March 16, 2021
投資は生活防衛資金を確保してから始める

投資は、必ず生活防衛資金を確保してから始めましょう。
生活防衛資金とは、リストラで職を失った場合やケガ・病気で働けなくなった場合に、収入が無くても生活していけるお金のことです。
資産の内訳は大体
— kz 。 (@stock____kz) March 16, 2021
全資産=現金30%:株式投資70%
くらいにしています。
生活防衛資金も必要ですからね!
なんかあったときのために。
もちろん生活費は別です☺︎
投資にはリスクがある
投資は失敗するリスクがあります。
最悪の場合、元本割れして投資資金が戻ってこない可能性も十分に考えられるでしょう。
このように投資が失敗した場合、万が一収入が途絶えたら生活していけなくなりますよね。
ここで生活防衛資金があると、慌てなくて済むのです。
生活防衛資金はいくら必要?
生活防衛資金は、一概にいくら必要だと言い切れません。
家族構成によって金額が変わるので、人それぞれ違います。
独身の場合
独身の場合、一人暮らしか実家暮らしかで生活費に大きな違いがあります。
また扶養家族がいなく、出費が一人分だけなので必要以上に確保する意味はありません。
目安として、生活費の3ヶ月から1年分ぐらいを生活防衛資金と考えましょう。
夫婦の場合
夫婦の場合、共働きや子供がいるかなどで生活費に大きな違いがあります。
共働きなら無収入状態になる可能性は低いでしょうし、子供の年齢にもよりますが、教育費など子供ならではの出費で生活費は変わるでしょう。
目安として、生活費の1年から2年分ぐらいを生活防衛資金として考えておくのが安全です。
ただ、子供が多い場合は何が起きても対応できるよう、多めに確保しておくことを推奨します。
生活防衛資金を投資に使ってはいけない
先ほども説明したように、生活防衛資金は収入が無くなっても生活していけるお金のことです。
このお金は、「絶対」投資に使ってはいけません。
投資の基本は、余裕資金を投資資金にすること。
「無くなったら困る!」というお金は、絶対投資しないようにしましょう。
貯金が少ない人はお金を貯めることから始めよう

生活防衛資金も余裕資金もないよ・・・
そもそも貯金が少なくて、生活防衛資金が貯まっていない人もいますよね。
そのような人は、まずお金を貯める習慣を身に付けることから始めましょう。
生活防衛資金を確保してから、投資を始めたほうが確実に安全です。
下記記事では、誰でも貯金を増やせる方法を紹介しているので参考にどうぞ↓
投資で失敗しない為に知るべきこと

最後に、投資で失敗しない為に知ってほしいことがあります。
それは、投資の失敗例。
実は投資での失敗というのは、ほとんどが共通しています。
つまり、他の人の失敗例さえ理解すれば、同じような失敗を回避することができるのです。
下記記事では、投資初心者がやりがちな失敗談を紹介しています↓
初心者におすすめな投資方法


投資を始めるのにおすすめな投資方法とかある?

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下記記事では、つみたてNISAを分かりやすく紹介しています↓
まとめ:貯金と投資の割合は?年代別に最適解を紹介
結局のところ、貯金と投資の最適な割合は人それぞれということになります。
ただ、言えることは生活防衛資金が必要なのと、余裕資金で運用すること。
投資について色々な経験や学習を経て、自分なりの運用資産ポートフォリオを完成させましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!よしなに!