
どうもアイスです。よしなに!

- SPYDってどんなETF?
- 配当利回りや構成銘柄は?
- 他のETFとの違いも知りたいな
このような疑問に応えます。
SPYDとは、高い配当利回りが魅力の米国高配当ETF。
やっぱり配当金というワードは心惹かれますよね。
そこでこの記事では、SPYDの配当利回りや構成銘柄に加え、他の高配当ETFとの違いも詳しく紹介します。
本記事を参考にすると、SPYDについて詳しく理解でき、あなたが購入するべきETFが分かります。
- SPYDとは?
- SPYDの配当金推移
- SPYDの上位10銘柄
- SPYDのセクター比率
- SPYDと他の米国高配当ETFとの違い
- SPYDはこんな人におすすめ
- SPYDを購入するのに便利な証券会社
SPYDとは?

SPYD(正式名称:SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式)とは、世界第3位の資産運用会社ステート・ストリート社が運用するETF。
指数 | S&P 500高配当指数 |
設定日 | 2015/10/21 |
構成銘柄数 | 79銘柄 |
経費率 | 0.07% |
配当回数 | 年4回 |
直近配当利回り | 4.60% |
※2020年12月時点
SPYDは、2015年に設定された比較的新しいETFであり、S&P500の銘柄から配当利回り上位80銘柄を、ほぼ均等に分散投資しているのが最大の特徴と言えます。
配当利回りの高い銘柄を集めただけあって、SPYDの配当利回りはかなり高めで魅力的。
さらに経費率の低さにも、注目したいETFでもあります。
SPYDの配当金推移
SPYDの配当金推移は以下のとおり。
2019年 | 1.746223ドル |
2018年 | 1.618932ドル |
2017年 | 1.422151ドル |
2016年 | 1.513863ドル |
2015年 | 0.331160ドル |
配当金は年に4回で、3月・6月・9月・12月に支払われます。
直近配当利回りは、4.60%と高水準になっています。
SPYDの上位10銘柄

SPYDの上位10銘柄は以下のとおり。
銘柄 | セクター | 比率 |
インベスコ | 金融 | 1.77% |
ゼロックス・ホールディングス | 情報技術 | 1.57% |
サイモン・プロパティー・グループ | 不動産 | 1.56% |
ネットアップ | 情報技術 | 1.55% |
バイアコムCBS | 通信 | 1.52% |
ONEOK | エネルギー | 1.51% |
リージョンズ・ファイナンシャル | 金融 | 1.50% |
コメリカ | 金融 | 1.50% |
フィフス・サード・バンコープ | 金融 | 1.47% |
シチズンズ・フィナンシャル・グループ | 金融 | 1.46% |
※2020年12月時点
SPYDの銘柄は、単純に配当利回りの高いもので構成されています。
比率の多い上位10銘柄を紹介しましたが、SPYDはほぼ均等に分散投資するETFなので、銘柄間の差はそこまで大きくありません。
SPYDのセクター比率

SPYDのセクター比率は以下のとおり。
業種 | 比率 |
金融 | 26.14% |
不動産 | 17.89% |
エネルギー | 11.75% |
公益事業 | 10.13% |
情報技術 | 9.50% |
通信 | 7.50% |
素材 | 6.68% |
生活必需品 | 4.48% |
一般消費財 | 3.57% |
ヘルスケア | 2.36% |
※2020年12月時点
SPYDは、不動産セクターの比率が多く、高配当ETFでは珍しい構成となっているのが特徴。
金融セクターや不動産セクターは、利回りが高く魅力的ですが景気にとても敏感です。
次いで比率が多い公益事業セクターは、比較的不況に強いセクター。
つまり、SPYDは金融セクターや不動産セクターの弱点を、不況に強い公益事業セクターに投資することで、リスクを分散していると言うことになります。
SPYDと他の米国高配当ETFとの違い

米国高配当ETFは、「SPYD」「VYM」「HDV」の3種類のETFが人気。
そこで、SPYDと他の米国高配当ETFとの違いを、簡単に説明します。
※2020年12月時点
SPYDはS&P500の銘柄から、配当利回り上位80銘柄をほぼ均等に分散投資しています。
この均等分散が、他2種類のETFとの決定的な違いになります。
さらにSPYDの直近配当利回りは、4.60%と他2種類より頭一つ抜けて高いです。
ちなみにSPYDは高配当銘柄のみを投資対象としており、年2回のリバランスにより常に対象商品が変わります。
純粋に利回りが高いほうが良いですよね(笑)
ただSPYDは設定日が2015年と、他2種類よりも歴史が浅く実績が少ないのが欠点。
また、増配率も未知数なので少々不安はあります。

余談ですが、どのETFもコストが驚くほど低いですね!
SPYDはこんな人におすすめ


やっぱり高配当って魅力的ですよね!
キャピタルゲインで老後の資産形成も必要ですが、老後までのモチベーション維持が難しいのが悩みどころ。
ある程度の金額を投資する必要がありますが、配当金という不労所得が振り込まれれば生活費に割り振ることが可能になります。
そして配当金が増えれば増えるほど、目に見える成果を感じることができ、モチベーションを維持することもできるでしょう。
配当利回りの高いSPYDは、配当金という不労所得を考えている投資家にはぴったりなETFだと言えます。
SPYDを購入するのに便利な証券会社

SPYDを購入するならネット証券がおすすめ。
ネット証券以外の会社は、ぼったくりと言ってもいいぐらいに手数料が高いです。
その点、ほとんどのネット証券は余計な人件費が無い分、手数料が総合証券会社の10分の1以下と格安。
ネット証券の中でも、特に便利なのがSBI証券です。
SBI証券なら手数料も格安で、SPYDを「定期買付」することも可能。
定期買付は一度設定すれば、自動でSPYDを購入してくれる大変便利なサービスですよ。
自動で購入してくれるから、購入する手間が省けて楽になります。
ちなみに、この定期買付サービスが利用できるのはSBI証券だけ。
この機会にぜひご利用ください。

もちろん自分もSBI証券を利用中!
まとめ:SPYDの配当利回りや構成銘柄は?他の高配当ETFとの違いも紹介
SPYDは低コストで高配当銘柄に投資することができ、高い配当利回りを期待できるETF。
セクター比率は配当利回りの高い金融や不動産と、リスクを軽減する公益事業の割合が多めとなっている、珍しいけどバランスの取れたポートフォリオとなっています。
また、他の米国高配当ETFと違い、ほぼ均等に分散投資している点も注目すべきポイントです。
他の米国高配当ETFとは完全に違う、珍しいタイプのETFをポートフォリオに組み入れたい人は、ぜひSPYDの購入を検討してみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!よしなに!
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